ラベルの数字が物語る、驚きのフルーティさ。「亀泉 純米吟醸原酒 CEL-24」の誘惑
高知県の日本酒と聞くと、キリッとした淡麗辛口を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、そんなイメージを軽やかに、そして鮮やかに裏切ってくれるのが、亀泉酒造の「亀泉 純米吟醸原酒 CEL-24」です。
まず目を引くのは、ボトルに大きく記されたスペックの数々。アルコール分や日本酒度、酸度といった、通常は裏ラベルにひっそりと書かれるような情報が、まるで主役のように表面にデザインされています。手書き風の力強い筆致で書かれたこのパッケージは、一度見たら忘れられないほど印象的です。

冷えたボトルからグラスに注ぐと、ふわっとフルーティな香りが心地よく立ち上がります。その華やかな香りに誘われて一口含んでみると、驚くほど甘めで優しい口当たりが広がります。日本酒度「-11」という数字が示す通りの甘やかさがありながら、原酒とは思えないほどの軽やかさと、すうっと喉を通る飲みやすさを兼ね備えています。
「CEL-24」という酵母が生み出す、このチャーミングな個性。ラベルに並ぶ数字を眺めながら、その味わいの答え合わせをするような時間は、このお酒ならではの特別な楽しみ方かもしれません。難しいことは抜きにして、この香りと甘みに身を任せてみたくなる、そんな親しみやすさに満ちた一本です。






