リンゴのような香りと透明感。山形の恵みを磨き上げた「奥羽自慢33」の優雅なひととき
山形県の豊かな自然の中で、1724年から酒造りを続けている奥羽自慢株式会社。その歴史ある蔵元が醸す「奥羽自慢33」は、洗練された佇まいが印象的な一本です。

まず目を引くのは、ボトルに描かれた緻密な幾何学模様のロゴマークです。その下には、このお酒の個性を象徴する「33」という数字が静かに添えられています。これは、山形県産の酒造好適米を100%使用し、それを33%まで贅沢に磨き上げていることを示しています。米の外側を丁寧に削り落とすことで、雑味を極限まで抑えた、純度の高い味わいが生み出されています。
グラスに注ぐと、ふわりと立ち上がるのはリンゴを思わせる上品な香りです。山形KA酵母や協会1801号といった酵母の働きによって、果実のような華やかさが丁寧に引き出されています。口当たりは非常に柔らかく、驚くほどスムーズな飲み口。すっきりとした味わいの中にも、お米由来の優しい甘みが感じられ、日本酒に慣れていない方でも入りやすい親しみやすさがあります。
雑味を一切感じさせない透明感のある仕上がりは、まさに職人の技の結晶。アルコール度数は15度と程よく、日本酒度-2、酸度1.4というバランスが、心地よい余韻を演出してくれます。特別な日の食卓を彩る一杯としてはもちろん、静かな夜にゆっくりと香りを楽しみながら、心ゆくまで味わいたい。そんな穏やかで贅沢な時間を運んでくれるお酒です。






