思わず手が伸びる「ちどりあし」。会津の米と水が醸す、骨太な旨口の世界
「ちどりあし」という、なんとも茶目っ気たっぷりの名前に惹かれて手に取った一本。福島県、西会津に蔵を構える栄川酒造の本醸造原酒です。

涼やかなブルーのボトルに、力強い筆致で書かれた銘柄名。その横には、唐代の詩人・李白の詩が添えられています。お酒を愛した詩人の言葉が、この一本に流れる豊かな時間を予感させてくれます。
このお酒は、地元会津産の米を100%使い、精米歩合60%まで磨き上げて仕込まれています。西会津の厳しい冬の寒さの中、蔵の命ともいえる天然地下水を100%使用し、低温でじっくりと。蔵人の皆さんが心を込めて醸した、まさに逸品です。

グラスに注いでひと口含むと、原酒ならではの厚みのある味わいが広がります。しっかりとした飲みごたえがありながら、ただ重いだけではありません。お米の旨みがじんわりと染み渡るような、骨格のある“旨口”に仕上がっています。

名前の親しみやすさに反して、その中身は驚くほど本格派。ついもう一杯と盃が進んでしまう、晩酌の頼もしい相棒になりそうです。今夜はゆっくり腰を据えて、この深い味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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