どこか懐かしく、ほっとする。京都・伏見の「月桂冠 上撰」で楽しむ晩酌の時間
ふとした瞬間に手に取りたくなる、そんな安心感を与えてくれるお酒があります。今回ご紹介するのは、京都府伏見の地で長く親しまれてきた月桂冠株式会社の「月桂冠 上撰」です。

冷蔵庫から取り出したばかりの緑色のボトルには、細かな水滴がびっしりとつき、見るからに涼やかです。300mlという小ぶりなサイズ感は、一人でゆっくりと晩酌を楽しみたい夜や、ちょっと一杯だけ試してみたいときにもちょうど良い佇まいですね。
お酒を注いで口に含むと、まず感じるのは辛口であっさりとした潔い飲み口。甘いお酒よりも、キリッとした引き締まった味わいを好む方には、まさにぴったりの仕上がりです。ベタつかず、すっと喉を通っていく感覚は、日々の食事の良きパートナーになってくれそうです。

この「辛口あっさり」な性格を考えると、合わせる料理はやはりお刺身が思い浮かびます。繊細な魚の旨みを邪魔することなく、むしろ引き立ててくれるような、そんな名脇役としての姿が想像できます。後味には、ふわりと日本酒らしい香りが口の中に残り、飲み終えた後も心地よい余韻に浸らせてくれます。
「日本酒らしい日本酒」という言葉がしっくりくる、背伸びをしない等身大の魅力。気取らない日の食卓に、そっと寄り添ってくれる一本です。






