料理の傍らに、心地よい旨味を。茨城・明利酒類の「ときわ盛 純米酒」と過ごす時間
キッチンに立ち、今日の献立を考えながらお気に入りの一本を用意する。そんな日常の何気ないひとときに、そっと寄り添ってくれるのが、茨城県水戸市にある明利酒類株式会社の「ときわ盛 純米酒」です。

まず目を引くのは、どこか懐かしさを感じさせる和紙のような質感のラベルです。中央に大きく書かれた「純米酒」の墨文字と、その傍らに添えられた「ときわ盛」の赤いロゴ。そして左下にあしらわれた紋章が、水戸の歴史ある蔵元の矜持を感じさせてくれます。
実際に口に含んでみると、まずはすっきりとした飲み口が印象に残ります。その後に、心地よい米の旨味と穏やかな酸味がふわりと広がり、お酒単体としての個性を主張しながらも、決して出しゃばりすぎないバランスの良さを感じます。このすっきりとした味わいのおかげで、料理を作りながらの一杯や、食事と合わせた時にも、喉を潤す楽しみを存分に味わうことができます。

ラベルの裏側を覗いてみると、精米歩合は68パーセント。お米の良さをしっかりと残した造りが、あのふくよかな旨味に繋がっているのかもしれません。アルコール分は14度以上15度未満と、日常の食事とともに楽しむにはちょうど良い度数です。
このお酒の面白いところは、温度によってその表情をくるくると変えてくれる点です。冷蔵庫で冷やしてきりっとした酸味を楽しむのも良いですし、少し肌寒い夜には熱燗にして、お米の甘みをより深く引き出してみるのも一興です。どんな温度帯でも崩れない芯の強さがあり、その日の気分や料理に合わせて自由に楽しむことができます。

白いお猪口に注ぐと、透明感のあるお酒が静かに揺れます。料理をしながら少しずつ、そして食卓を囲んでゆっくりと。気取らず、背伸びせず、日々の暮らしに溶け込むような「ときわ盛 純米酒」。今日もお疲れ様、と自分に声をかけたくなるような、優しい時間が流れていきます。






