江戸の古代米が京都で息を吹き返す。一日の終わりに寄り添う「日日 穂増」の軽やかな時間
京都・伏見に蔵を構える日々醸造。その「日日(にちにち)」という名前に込められた、日々の営みを大切にする想いが伝わってくるような一本に出会いました。今回ご紹介するのは、熊本県産の希少な米を使用した限定酒「日日 穂増(ほませ)」です。
このお酒の大きな特徴は、その原料米にあります。使用されているのは、熊本県の「花の香酒造」が復活させた、江戸時代の在来種である古代米「穂増」。熊本県菊池川流域の豊かな風土で育まれたこの歴史あるお米が、京都の地で新たな日本酒として形を変え、私たちの手元に届きました。

ラベルに目を向けると、余白を活かした潔いデザインが目を引きます。白地に「日日」とシンプルに記された文字は、どこか清々しく、食卓に置くだけでその場の空気が整うような佇まいです。
グラスに注ぐと、わずかな発泡感が目を楽しませてくれます。口に含んだ瞬間に広がるのは、低アルコール11度ならではの軽やかで優しい口当たり。米の確かな旨味を感じさせつつも、後味は驚くほどスッキリとしていて、体にすっと馴染んでいくような感覚を覚えます。

裏ラベルをよく見てみると、「日日是好日」という言葉が添えられていました。一日の終わりに、よく冷やしたこのお酒を一口。少しずつ心が解けていくような、穏やかなひとときを演出してくれます。日本酒にあまり馴染みがないという方にも、ぜひこの軽快な清涼感を体験してほしい一品です。
Your Inspiration?
関連リンク
https://sake.inc/






