生成色のラベルが誘う、新政「Ecru エクリュ」の透き通る酸味と深み
木の温もりが伝わる穏やかなカウンター席。そこに、ひんやりと冷えた一本が運ばれてきました。秋田県・新政酒造が醸す「Ecru エクリュ -生成-」です。その名の通り、生成色のラベルが優しく、それでいて凛とした佇まいでこちらを見守っているようです。

ボトルの首元には「直汲 二〇二四」と記された金色のシールが光ります。瓶の表面にうっすらと浮かぶ水滴が、ほどよく冷えていることを物語っていて、手に取る前からその清涼感が伝わってくるかのようです。
いざ口に含んでみると、まず驚かされるのは透き通った爽やかな酸味です。雑味のないクリアな感触が喉を通り抜けた後、日本酒が持つ本来の深みがじわりと広がります。軽やかさと奥行きが共存するその味わいは、まさに一つの完成された世界を感じさせてくれます。
お料理を一段と引き立ててくれるような、繊細で力強い一杯。静かな空間でゆっくりと、このお酒の持つ表情の変化を追いかけてみたくなりますね。






