ラベルに描かれた秋田の風景。スッキリと喉を潤す「秋田美人 吟醸酒」
ふと目に留まったラベルに惹かれて、手に取ってみたくなる。そんな出会いも日本酒の楽しみのひとつです。淡いピンクと紫のグラデーションで彩られた「秋田美人」の文字。その横には、穏やかな表情を浮かべる女性と、秋田の名所が散りばめられた地図が描かれています。

秋田誉酒造が醸すこの吟醸酒のラベルには、白神山地や十和田湖、田沢湖に鳥海山といった、秋田が誇る豊かな自然が記されています。ボトルを眺めているだけで、清らかな水の流れや、澄んだ空気の広がる北の大地へと思いを馳せてしまいそうです。
その味わいは、驚くほどスッキリとしています。少し辛口寄りの仕上がりで、余計な重みを感じさせない潔さが印象的です。吟醸酒らしい香りは、鼻に強く抜けるというよりは、そっと寄り添うような控えめなニュアンス。主張しすぎない香りと軽やかな飲み口は、さらさらと流れる水のように、スーっと心地よく喉に落ちていきます。

この飲み心地の良さは、どこか「上善如水」を思わせるような、親しみやすく澄んだ佇まいがあります。秋田の天然水で仕込まれた一献は、あまりの喉越しの良さについつい杯が進んでしまいそうです。今夜は少し肩の力を抜いて、秋田の風景を眺めながら、ゆっくりとその清らかさを味わってみてはいかがでしょうか。






