おしとやかかと思いきや?三重・森喜酒造「るみ子の酒」が放つ意外な表情
カウンターに置かれた一本の瓶。ラベルに描かれた、お猪口を手に微笑む女性の姿に、思わず目が留まります。三重県・森喜酒造が醸す「特別純米酒 るみ子の酒 超辛口」。柔らかなタッチのイラストが印象的なこのお酒は、どこか懐かしく、温かい雰囲気を感じさせてくれます。

グラスに注ぐと、まずはスッキリとした軽やかな飲み口が広がります。ラベルの女性のように、しとやかで落ち着いた印象を受けるかもしれません。しかし、その静かな始まりはすぐに、意外な表情へと変わります。喉を通る瞬間にやってくる、確かな存在感。独特の雑味とともに舌の上に残る余韻は、まるで初対面では控えめだった人が、打ち解けた途端に賑やかに話し始めるような、そんな親しみやすさと活気を感じさせます。
「超辛口 +15」という肩貼りが示す通りのキレがありながらも、ただ辛いだけではない、人間味のある複雑な味わい。おしとやかな妙齢の女性かと思いきや、実はとても気さくで、お喋りが尽きない……そんな二面性を楽しんでいるうちに、いつの間にかこのお酒のペースに引き込まれてしまいそうです。
気取らずに、日常の何気ない料理とともに。このお酒が持つ「賑やかさ」は、きっと食卓を明るく彩ってくれるはずです。まずは一杯、ラベルの彼女と乾杯してみませんか。






