秩父の風を運ぶお土産、搾りたての「秩父錦 甕口酒」が届ける豊かな香り
仕事で秩父を訪れた家族が、お土産に一本のお酒を持ち帰ってくれました。包みを解くと現れたのは、力強い筆致で「甕口酒(かめぐちしゅ)」と書かれた、どこか誇らしげな佇まいのボトルです。

「秩父錦 甕口酒」は、埼玉県秩父市にある株式会社矢尾本店で醸されるお酒です。ラベルに目を向けると、「甕口酒とは、もろみの搾り口から垂れてきた何も手を加えないお酒のこと」という説明が添えられています。蔵人しか味わうことのできない最も新鮮なお酒を、そのまま瓶に閉じ込めた贅沢な一本です。
2026年産の新酒しぼりたてということで、その瑞々しさへの期待が高まります。アルコール分は20度と、原酒ならではの力強さが感じられる数値。原料米には美山錦が100%使用され、丁寧に磨き上げられています。

冷蔵庫でしっかりと冷やしたボトルを取り出すと、ガラスの表面には細かな水滴がつき、ひんやりとした感触が伝わってきます。グラスに注ぐと、ふわりと立ち上がる香りの良さに驚かされました。その華やかで清々しい香りは、秩父の澄んだ空気までも一緒に運んできてくれたかのようです。

ラベルのおすすめに従い、蔵内温度と同じ5〜6度くらいに冷やしていただくのが一番。お土産として届いた旅の思い出とともに、ゆっくりと香りを楽しみながら過ごす時間は、日常のなかの小さなしあわせを感じさせてくれます。






