ぷちぷち弾ける甘みに心躍る。奈良・春鹿の「ときめき」で軽やかな乾杯を
奈良の歴史ある街並みを歩くと、ふと出会いたくなるお酒があります。今回手にしたのは、今西清兵衛商店が醸す「春鹿 発泡清酒 ときめき」。鮮やかな緑色のボトルに、愛らしい鹿のシルエットとハートが描かれたラベルが、手に取るだけで少し明るい気持ちにさせてくれます。

グラスに注ぐと、自然発酵ならではのキメ細やかで柔らかな泡が立ち上がります。口に含んだ瞬間に広がるのは、想像以上にしっかりとした炭酸の刺激。仕込みの際に米麹の歩合を調整することで、よりスッキリとクリアな後口、そして爽やかさが引き立つように仕上げられているそうです。
日本酒度は-90、アルコール分は6.5度。数値からも伝わるように、ぷちぷちと弾けるスウィートな味わいが印象的で、まさに「お酒のしゃんぱん」と呼びたくなる華やかさがあります。日本酒であることを忘れてしまいそうなほどのスッキリとした飲み心地は、普段あまりお酒を馴染みのない方にも、日常のひとときを彩る一杯として自然に受け入れられそうです。
この「ときめき」は、ニューヨークをはじめ海外でも高い人気を誇っているといいます。精米歩合70%の米から引き出された優しい甘みと、自然な炭酸ガスの柔らかな口当たり。伝統ある蔵の確かな技術が、こうした新しい感覚の楽しみ方へと繋がっているのを感じます。一度味わえば、また次の機会にも選びたくなるような、心地よい余韻を残してくれる一本です。






